当院の取り組み
診療に関する同意取得の方針
当院の方針
みやぎ県南中核病院では治療・検査における同意の取得について以下のように行います。
- 18歳以上の成人患者
- 18歳以上の成人患者については、原則として、医療に関する説明を成人患者本人に対して行い、同意書の同意者欄には成人患者本人の署名をいただきます。
ただし、患者の家族(若しくは配偶者に準じるパートナー。以下「家族」という。)を説明の場に同席させることは妨げません。
なお、説明の場に家族が同席した場合には、同意書の説明同席者欄に家族の署名をいただきますが、同席した家族の署名がなくとも、成人患者本人の同意の署名のみで有効な同意書となります。 - 18歳未満の未成年患者
- 18歳未満の未成年患者については、医療に関する説明を未成年患者及び患者の親権者(法定代理人)に対して行い、同意書の同意者欄には親権者(法定代理人)の署名をいただきます。
ただし、未成年患者が15歳以上の場合には、原則として、未成年患者本人からも同意書を取得するものとします。未成年患者本人の署名を取得できない場合には、生命にかかわる緊急性がある場合を除き、未成年患者本人の理解と納得を得るために説明を尽くすよう努めます。 - 年齢に関わりなく、意識障害、認知機能障害などのために、患者本人が判断・意思表示できない場合
- 医療に関する説明を患者の家族(法定代理人)に対して行い、同意書の同意者欄には家族(法定代理人)の署名をいただきます。
附則1
救命処置にあたり、家族(法定代理人)からの同意を得る時間的な余裕が無い場合には、まず救命処置を行い、担当医は後で説明し同意を得ることがあります。
附則2
当院では、宗教的理由による輸血拒否については別の取り扱いを定め、上記を適用しません。
(2024年10月23日作成)