診療科・部門紹介

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診療科

リハビリテーション科

診療の概要

 リハビリ訓練は、入院患者を対象とした急性期リハビリテーションを中心に提供しています。 各科からのコンサルト(相談)により患者を診察し、リハビリ訓練の方針決定を援助しています。
 外来診察では、当院から自宅へ退院された方の生活機能上・療養上の問題の軽減化を図り、 スムーズに安定した生活へ入れるようにするための援助をしています。 また、地域で障害を抱えながら生活されている方が、より充実した生活を送るための援助を医療リハビリテーションの立場から行っております。

診療の特徴

 当科は平成23年10月よりリハビリテーション医療に専任する医師が常勤するようになり、最適で標準的な入院リハビリテーションの実施を目標に診療を開始しました。また、平成24年1月より、地域の医療・福祉関係者と協力し合いながら地域に貢献する診療を目標に、外来診察を開始しました。

とくに重点をおいている分野

  1. 脳卒中の急性期リハビリテーションと地域連携
  2. 自宅退院に向けた生活機能評価と訓練および介護指導
  3. リハビリテーション室の安全向上
  4. 廃用症候群の予防と回復
  5. 嚥下障害の機能評価
  6. 急性期から生活期までの装具療法

診療実績統計

項目 / 年度 2020 2021 2022
外来患者数(新患) 44人 67人 64人
脳卒中・脳外傷
脊髄損傷・骨折・骨関節疾患
神経筋疾患
四肢切断
小児(脳性麻痺等)
リンパ浮腫
その他
17人
3人
8人
2人
2人
3人
9人
35人
5人
11人
0人
2人
3人
11人
30人
8人
10人
0人
2人
6人
8人
補装具相談(新規) 6件 22件 9件
下肢装具
その他
6件
0件
18件
4件
9件
0件
嚥下専門検査 28件 10件 32件
嚥下造影検査
嚥下内視鏡検査
4件
24件
1件
9件
3件
29件
痙縮治療(A型ボツリヌス毒素筋注) 44件 61件 70件

とくにリハビリテーションに関連するスタッフの紹介

職種 人数
理学療法士 15 名
作業療法士 6 名
言語聴覚士 7 名
医療ソーシャルワーカ 6 名
退院調整看護師 1 名

ドクター紹介

医師名 認定医/専門医等
統括副院長
伊勢福 修司
日本整形外科学会認定整形外科専門医

リハビリテーション科 過去の業績

【2019(令和元)年度】

○論文・著書

瀨田拓
特集にあたって 地域包括ケア病棟におけるリハビリテーション展開
[臨床リハ. 2019; Vol.28(9): p509]
瀨田拓
在宅訪問リハビリテーションの利点
[臨床リハ. 2019; Vol.28(6): pp942-947]

○全国学会発表

渡邉ひかる、瀬田拓、他
NGチューブ抜去後の孔により一時的に食道入口部を通過した症例
[第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(新潟)2019.9.6]
大石恵生、瀬田拓、他
縊頚後に嚥下障害のみが遷延した症例
[第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(新潟)2019.9.7]
瀬田拓
経鼻胃管抜去直後に食道入口部に一時的な孔状の痕を作る頻度~抜去痕が嚥下に影響を与えた症例を経験して~
[第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会(静岡)2019.11.15]

○講演・講師

瀨田拓
第22回PDN VEセミナー講師
[(東京)2019.6.30]
瀨田拓
模擬カンファレンス:事例に基づいて(リハビリテーション計画の作成)
[宮城がんのリハビリテーション研修会(仙台)2019.10.5]
瀨田拓
急性期病院での内部障害(循環器、呼吸器)に対するリハビリテーション指示書の書き方
[「急性期病院でのリハビリテーション指示書の書き方」研修会(東京)2019.11.3]
瀨田拓
指導医のあり方
[第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会 指導医講習会(静岡)2019.11.16]
瀨田拓
第23回PDN VEセミナー講師
[(東京)2020.1.19]
瀨田拓
摂食嚥下障害の病態
[2019年度摂食嚥下北海道・東北ブロック研修会(仙台)2020.2.22]

○座長

瀨田拓、八幡徹太郎
第56回日本リハビリテーション医学会学術集会シンポジウム「自助と互助を育むリハビリテーション科専門医―持続可能な地域リハビリテーションの構築―」
[(神戸市)2019.6.12]

【2018(平成30)年度】

○論文・著書

瀨田拓
脳卒中のリハビリテーション処方 地域急性期病院における取り組み
[総合リハ46:107-112,2018]
瀨田拓、山田祥康
主な感染症
[PT・OTビジュアルテキスト リハビリテーション医学 第1版,pp392-397.羊土社,2018年]

○地方学会発表

瀨田拓、西嶋一智
障害者検診がリハビリテーション医療提供のきっかけとなったポリオ後遺症の一例
[第45回日本リハビリテーション医学会東北地方会(仙台市)2019.3.9]

○講演・講師

瀨田拓
リハビリテーション科専門医が語る面白さ 地域へのリハビリテーション医療の普及に向けた専門医としての役割と使命感そして面白さ
[“リハビリテーション科医になろう”セミナー(東京)2018.6.3]
瀨田拓
第20回PDN VEセミナー東京 講師
[(東京)2018.7.15]
瀨田拓
第6回摂食嚥下機能評価実習研修会 講師、実習講師
[(仙台)2018.9.6]
瀨田拓
脳血管障害の生活期リハビリテーション
[実践リハビリテーション医学研修会(東京)2018.10.13]
瀨田拓
嚥下障害や失語症/高次脳機能障害におけるSTとの連携―急性期―ジョイントシンポジウム2リハビリテーション医療における医師・言語聴覚士の連携
[第2回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会(仙台市)2018.11.2]
瀨田拓
急性期リハビリテーション医療におけるリハビリテーション科医のかかわりジョイントシンポジウム8 チーム医療におけるリハビリテーション科医のかかわり
[第2回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会(仙台市)2018.11.4]
瀨田拓
こんな地域を目指そう!-嚥下障害者が地域で継続性のある適切なケアが受けられる―
[宮城県訪問看護ステーション連絡協議会 県南ブロック研修会(岩沼市)2018.11.14]
瀨田拓
模擬カンファレンス:事例に基づいて(リハビリテーション計画の作成)
[宮城がんのリハビリテーション研修会(仙台市) 2018.11.24]
瀨田拓
高齢者誤嚥性肺炎の予防とリハビリテーション
[東北労災病院NST公開講演会(仙台市)2018.11.30]
瀨田拓
摂食嚥下障害の評価とアプローチ―高齢者の誤嚥性肺炎を通して―
[登米市民病院NST委員会主催講演会(登米市)2019.2.7]
瀨田拓
地域包括ケアにおけるリハビリテーション
[第7回大河原地域 有志による多職種連携の会(大河原町)2019.2.14]
瀨田拓
ワークショップ;くり返す誤嚥性肺炎~救急病院と地域とのつながりを考えよう~
[第9回宮城県南栄養サポートネットワーク研修会(大河原町)2019.3.1]
瀨田拓
嚥下内視鏡検査の実際―所見演習
[第1回口腔機能低下・嚥下障害と栄養管理に関するセミナー(東京)2019.3.17]

○座長

瀨田拓、八幡徹太郎
専門医会 合同企画シンポジウム「地域リハビリテーションにおけるリハビリテーション科専門医の役割」
[第55回日本リハビリテーション医学会学術集会(福岡市)2018.6.29]
瀨田拓
シンポジウムⅢ「障害者の自立支援を支えている医療機関の取組」
[全国地域リハビリテーション合同研修大会inみやぎ2018(多賀城市)2018.7.8]
瀨田拓
第6回摂食嚥下機能評価実習研修会 司会
[(仙台市)2018.9.6]
瀨田拓
シンポジウム2「地域連携と嚥下障害」
[第24回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術集会(仙台市)2018.9.8]
瀨田拓
一般口演64診断・評価8
[第24回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術集会(仙台市)2018.9.9]
瀨田拓
関連職種演題18 脳卒中④
[第2回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会(仙台市)2018.11.4]

【2017(平成29)年度】

○論文

瀨田拓
判断に迷う所見とリハビリテーション計画
[特集 リハビリテーションに生かす嚥下内視鏡検査
CLINICAL REHABILITATION. 2017; Vol.26(8): pp.757-762]
瀨田拓
地域急性期病院における取り組み
[特集 脳卒中のリハビリテーション処方
総合リハビリテーション. 2018; Vol.46(2): pp.107-112]

○著書

瀨田拓
作問・解説
[水落和也、他8名(編)『新版リハビリテーション医学Q&A-専門医を目指して』医歯薬出版, 2017]

○地方学会・研究会発表

瀨田拓
農薬誤飲による咽頭喉頭化学熱傷2例に対する発声および嚥下リハビリテーション
[第42回日本リハビリテーション医学会東北地方会(山形)2017.9.9]

○講演

瀨田拓
地域医療におけるリハビリテーション医療の役割と必要性
[臨床研修医等医師向けリハビリテーション研修会(東京)2017.5.13]
瀨田拓
第18回PDN VEセミナー東京 講師
[(東京)2017.7.23]
瀨田拓
口腔と咽頭の状態が食事再開の成否を決める
[大崎栄養サポート研究会第9回研修会(大崎市)2017.8.3]
瀨田拓
第5回摂食嚥下機能評価実習研修会 実習講師
[(千葉)2017.9.17]
瀨田拓
摂食嚥下障害者のリハビリテーションに関わる際に知っておくべきこと
[山形県言語聴覚士会研修会(山形)2017.10.28]
瀨田拓
「急性期の立場から取り組む地域包括ケア」-リハビリ医から見た幸せな食事
[東名厚木病院摂食嚥下チーム10周年記念企画「みんなで摂食嚥下フォーラム」(神奈川)2017.11.11]
瀨田拓
高次脳機能障害 地域支援拠点病院の役割
[平成29年度仙南圏域高次脳機能障害支援者連絡会(大河原)2017.12.7]
瀨田拓
第19回PDN VEセミナー 講師 [(東京)2018.1.21]
瀨田拓
食をサポートするみなさまと共に「食べる」を考える2
リハビリテーションの立場から-「食のかかりつけ」には誰がなる?- [大崎歯科医師会多職種連携講演会(大崎)2018.3.4]

【2016(平成28)年度】

○全国学会発表

瀨田拓
急性期の立場から取り組む地域包括ケア
[第11回日本リハビリテーション医学会専門医会学術集会(金沢)2016.10.29-30]

【2015(平成27)年度】

○論文

瀨田拓
リハビリ医からみた幸せな食事
[PDN通信. 2015, 第51号, p12]

○国際学会発表

Naito M, Suzukamo Y, Fujii W, Seta H, Murata K, Naito T, Kikutani T
QUALITY OF LIFE AND PERSPECTIVES OF HAPPINESS IN MIDDLE-AGED AND OLDER PEOPLE WITH DYSPHAGIA.
[International Society for Pharmacoeconomics and Outcomes Research (ISPOR)
18th Annual European Congress(Milan)2015.11.7-11]

○全国学会発表

内藤真理子、鈴鴨よしみ、瀬田拓、村田和弘
嚥下障害が生活の質に与える影響-患者立脚型アウトカム指標の開発-
[第52回日本リハビリテーション医学会(新潟)2015.5.28-30]
瀨田拓、猪又由恵、戸枝美保、相澤潔美
経鼻胃管は咽頭で高率に交差する
[第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(京都)2015.9.11-12]
戸枝美保、瀨田拓、猪又由恵、相澤潔美
気管内挿管後に嚥下障害が遷延化した2症例
[第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(京都)2015.9.11-12]

○地方学会・研究会発表

瀨田拓、千葉光、庄司志織
活動報告、宮城県南地域の嚥下調整食の統一を目指して
[第6回宮城県南栄養サポートネットワーク講演会(大河原)2015.6.10]
瀨田拓
経鼻胃管の走行―高率に咽頭で交差する―
[第11回宮城NST研究会(仙台)2015.10.17]

○講演

瀨田拓
第12回PDN VEセミナー 講師
[(東京)2015.5.12]
瀨田拓
疾患の概要と症状の特徴
[地域リハビリテーション研修会(大河原)2015.7.16]
瀨田拓
第13回PDN VEセミナー 講師
[(東京)2015.7.19]
瀨田拓
チームで取り組む食事支援
[障害者ケア向上研修会(大河原)2015.9.17]
瀨田拓
嚥下の基本中の基本
[第2回PDN那須セミナー(那須塩原)2015.9.26]
瀨田拓
第14回PDN VEセミナー 講師
[(東京)2015.9.27]
瀨田拓
指導医講習会1,リハビリテーション科専攻医の指導―専門医の理念と指導医のあり方―
[第10回日本リハビリテーション医学会専門医会学術集会(東京)2015.11.29]
瀨田拓
第15回PDN VEセミナー 講師
[(東京)2016.1.24]
瀨田拓
STのための嚥下内視鏡検査の基礎知識
[仙南ST会(大河原)2016.3.5]

○座長

瀨田拓
第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学会 口演2(気管切開・人工呼吸)
[(京都)2015.9.11]

○教育活動

瀨田拓
東北大学大学院 非常勤講師
東北文化学園大学 非常勤講師
郡山健康科学専門学校 非常勤講師

【2014(平成26)年度】

○論文

瀨田拓
【摂食嚥下障害への適切な評価とアプローチ】(part2)摂食嚥下機能の評価 食事を摂るという活動
看護技術. 2014;60:945-949
瀨田拓
【摂食嚥下障害への適切な評価とアプローチ】(part2)摂食嚥下機能の評価 嚥下専門検査でわかること
看護技術. 2014;60:965-969
瀨田拓
「彼を知り己を知ること」は難しい
第51回日本リハビリテーション医学会(名古屋)2014.6.5-7

○学会発表

内藤真理子、鈴鴨よしみ、藤井航、瀨田拓、村田和弘
嚥下障害が生活の質に与える影響
第51回日本リハビリテーション医学会(名古屋)2014.6.5-7

○講演

瀨田拓
栄養と活動で回復する摂食嚥下機能
[宮城東部栄養サポートネットワーク講演会(石巻)2014.10.7]
瀨田拓
嚥下機能評価研修会 ~第4回PDN VEセミナー仙台~ 講師
[(仙台)2014.10.12]
瀨田拓
嚥下機能評価研修会 ~第6回PDN VEセミナー大阪~ 講師
[(大阪)2014.12.14]
瀨田拓
摂食嚥下機能の基礎知識、専門検査を役立てる地域連携
[地域リハビリテーション従事者研修会(柴田)2014.12.18]
瀨田拓
訪問リハに必要なリスク管理 リハドクターから見た訪問リハへの期待と課題
[訪問リハビリテーション実務者研修会(仙台)2015.1.24]
瀨田拓
嚥下機能評価研修会 ~第10回PDN VEセミナー東京~ 講師
[(東京)2015.3.8]
瀨田拓
嚥下機能評価研修会 ~第11回PDN VEセミナー東京~ 講師
[(東京)2015.3.29]

【2013(平成25)年度】

○著書(分担)

瀨田拓
1ページ講座 理学療法関連用語 正しい意味がわかりますか?嚥下造影検査
[理学療法ジャーナル. 2013.11;47:1007]

○学会・研究会発表

大部修治、鈴木郁絵、戸枝美保、瀨田拓、阿部明子、菅野雄、菅原由恵
脳梗塞後重度障害を残し寝たきり状態となった患者の自宅退院について
[病院退院患者の生活機能向上に関わる事例検討会(大河原)2013.7]
相澤潔美、瀨田拓、永井弥志男、戸枝美保、菅原由恵
「胃ろう情報ファイル」の活用により在宅胃瘻患者の食事再開につなげる事ができた一例
[日本摂食・嚥下リハビリテーション学会(岡山)2013.9]

○講演

瀨田拓
訪問リハに必要なリスク管理(フィジカルアセスメント、血液検査の見方等)
[リハドクターから見た訪問リハへの期待と課題(仙台)2013.6.20]
瀨田拓
神経難病患者の嚥下リハビリテーション-ALSを中心に-
[平成25年度難病患者支援研修会(大河原)2013.9.21]
瀨田拓
摂食・嚥下障害-誤嚥と残留を中心に-
[丸森病院職員研修会(丸森)2014.1.16]