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診療科・各部門
循環器内科
外来:1階 外来1
当院循環器内科は、宮城県南部の中核病院として5人の循環器専門医があらゆる心血管病の診療に携わっています。チーム医療体制を組み24時間体制で診療を行っており、一市三町からのみならず北は仙台南部、南は福島県からも患者さんを受け入れる体制を万全に備えております。
心臓超音波、経食道超音波、頸動脈エコー、トレッドミル、24時間心電図、ポリソムノグラフィー、脈波検査、CT(三次元解析による冠動脈評価が可能)、核医学検査、MRI、心臓カテーテル検査、経皮的冠動脈形成術(ステント留置術)、電気生理学検査、ペースメーカー植え込み、NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)、大動脈バルーンパンピング、経皮的心肺補助装置
年間3,000台あまりの救急車を受け入れ、うち20%が循環器疾患です。必要に応じ、緊急心臓カテーテル検査、冠動脈形成術、緊急ペースメーカー治療などを行います。当院の循環器医師は5名全員が専門医で、心臓病緊急症に対しては世界標準の治療を行っております。また緊急心血管手術が必要な場合は、提携している東北大学病院心臓血管外科に相談の上、適切な病院へ搬送いたします。
地域連携病院の特性のため、予約の患者さんの診療が優先となりますが、心臓病は急を要することも多いので、お困りの方はいつでも来院してください。
通常は、地域の開業の先生方と連携し、「普段はいつものかかりつけの先生。半年から1年に一度の定期検査は中核病院で。」というスタイルが一般的です。但し、頻繁に検査が必要な患者さん方には当院かかりつけになっていただくこともあります。我々スタッフの共通の方針は、"その場限りの診療ではなく長期的視野にたって、心臓病発症の予防(一次予防)、再発予防(二次予防)の治療を行う"ということです。
集中治療室と循環器専門病棟を備えています。各部署ごとの看護師・技師は専門的な訓練を受けており、随時我々スタッフとチームを組み診療を行っています。また循環科専属の薬剤師が病棟に常在し、薬の管理や、患者さんへの説明を行っています。病棟の設備・環境は好評で、またプライバシーに配慮した工夫も行っています。
「心筋梗塞」「狭心症」などの総称です。特に急性心筋梗塞は発症すると病院到着前に20%の方が死亡、病院到着しても 10%は死亡する恐ろしい病気です。当院では急性心筋梗塞、不安定狭心症(最近は併せて急性冠症候群といいます)、また安定狭心症などに対し薬物治療はもとより、冠動脈インターベンション(経皮的冠動脈形成術、ステント留置術などいわゆるカテーテル治療)を行っています。当院では、日本心血管インターベンション学会の全国評議員・指導医である堀口を中心とし、東北地方でも有力なメンバーで丁寧でかつ迅速な治療を行っています。更に、薬剤溶出生ステントなど機材の改良の恩恵もあり、カテーテル治療の幅も拡がり患者さんの QOLの改善に貢献できるようになりました。
不整脈には大きく分けて頻脈性不整脈、徐脈性不整脈、期外収縮、心房細動等があります。近年、不整脈に関する研究が急速に進み、治療法の選択肢も大幅に増えてきました。個々の患者さんの特性に応じた個別の治療を行っております。軽症の不整脈は経過観察を行っておりますが、治療が必要な不整脈に対しては薬剤による治療のほか、ペースメーカー植え込み手術を行っております。植え込み型除細動器、カテーテルアブレーション治療が必要な方は東北大学病院循環器内科まで紹介しております。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは睡眠中に10秒以上の呼吸が停止、つまり無呼吸が5回以上繰り返される病気です。SASは生活習慣病と密接に関係しており、放置すると脳卒中や心血管疾患等の生命の危険に及ぶことがあります。また、SAS特有の眠気は交通事故を起こす危険もあり、早期に適切な治療をすることが大切です。当院では外来で行う簡易ポリソムノグラフィー検査、および一泊二日入院での終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査を実施しております。重症のSASの方にはCPAP(Continuous Positive airway Pressure:経鼻的持続陽圧呼吸療法)治療を行っております。また、心不全のSASの方にはASV(Adaptive servo ventilator)治療を行っております。
心不全とは、心臓のポンプ機能が低下して、正常に全身に血液を送り出せなくなった状態のことをいいます。心不全の代表的な症状には、息切れ、動悸、疲れやすいといった心臓の症状や、むくみ、血液のうっ滞によっておこる肝臓の症状などさまざまなものがあります。原因としては高血圧、狭心症、心筋梗塞・心臓弁膜症・不整脈の他にさまざまなものがあります。高齢化に伴い、心不全の患者さんは年々増加しております。心不全の治療は薬物治療が中心ですが、当院では、急性期にはNPPV(非侵襲的持続陽圧呼吸)治療を積極的に行っております。NPPVとは特殊な酸素マスクで急性心不全の治療に有効であることが分かっています。これにより、できるだけ人工呼吸器を使用せずに患者さんのストレスを減らし、かつ長期的にも効果的な心不全治療が可能となってきました。
"少しあるくと足がしびれる"、"ふくらはぎが痛くなる"、"足の指先が冷たくて痛い"などの症状があったら疑ってみてください。足をかん流する動脈である総腸骨動脈・大腿動脈・膝下動脈のどこかが動脈硬化により狭窄または閉塞している可能性があります。放置すると、歩行困難がひどくなるだけでなく、足の指などが潰瘍、壊死に陥ることがあります。
当院ではこのような症状のある患者さんにはまず外来で検査を行い、それで更に疑わしければ2泊3日で入院していただき血管造影の検査を行い診断します。治療は状態によって様々ですが全国のスタンダードに則り主に薬物治療かカテーテルによる血管形成術を行います。外科的手術が必要な場合は提携する仙台市内の病院へご紹介します。
新潟中越地震の時にも問題になりました "エコノミークラス症候群"がこの病気です。主に長時間じっと座っていたり(国際線のエコノミークラス)、長期間殆ど寝たきりになっている方々に生じる病気で、下肢にできた深部静脈血栓が肺動脈まで流れ詰まることで、突然の呼吸困難が生じます。発症すると10人に1人 が死亡する恐ろしい病気です。一刻も早い処置が必要です。軽症であれば血栓溶解剤などの薬物治療のみですが、致死的状態の時は経皮的心肺補助装置を体内に挿入して薬物治療を行います。
大動脈の壁が裂ける病気で、強い胸背部痛を主とする激烈な症状が現れます。一刻も早く診断し治療方針を決めなければ救命ができなくなることも稀ではないのです。手術をしても10人に1人は死亡するという未だに治療の困難な病気です。当院では直ちにCTスキャンで診断し、東北大学病院心臓血管外科や関連病院へ搬送しています。
| 内訳 | 2008年度 |
|---|---|
| 入院患者総数 | 816人 |
| 平均在院日数 | 20.5日 |
| 入院患者内訳 | |
| 狭心症/慢性虚血性心疾患 | 24.0% |
| 心不全 | 22.0% |
| 急性冠症候群 | 10.2% |
| 睡眠障害 | 6.8% |
| 心房細動 | 4.6% |
| 糖尿病 | 3.0% |
| 心臓カテーテル総数 | 501件 |
| 心血管インターベンション | 161件 |
| うち 薬剤溶出ステント | 53件 |
| うち ベアメタルステント | 69件 |
| 新規ペースメーカー植え込み | 29件 |
| IABP | 10件 |
| PCPS | 1件 |
| 心エコー | 3,467件 |
| ホルター心電図検査 | 782件 |
| トレッドミル検査 | 28件 |
| 核医学検査 | 143件 |
| 医師名 | 認定医/専門医等 | 得意な分野 |
|---|---|---|
副院長
井上 寛一 |
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主任部長
堀口 聡 |
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部長
小山 二郎 |
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部長
富岡 智子 |
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部長
塩入 裕樹 |
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副科長
田母神 宏之 |
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